リッツカールトン東京のアーリーチェックインとレイトチェックアウトについて解説します。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトの時間は、ホテルの側の裁量によって決定されます。
アーリーチェックインは宿泊日当日の空き室状況により可否がわかるためホテルに到着してチェックイン手続きするまでは利用可否がわかりません。
一方、レイトチェックアウトについては、マリオットエリート会員の特典として利用が可能で、チェックイン手続き時に「何時までレイトチェックアウトが可能」かを確認できます。
そしてレイトチェックアウトで最も最強なのが、アメックスプラチナカードの特典(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)。この特典で予約するとレイトチェックアウト16:00が確約になります。
この記事では、アーリーチェックインとレイトチェックアウトのメリットや過ごし方についても解説しています。
目次
リッツカールトン東京のアーリーチェックイン
リッツカールトン東京のレセプション
リッツカールトン東京の通常チェックインの時間は15時です。
アーリーチェックインとは15時より早い時間でチェックインすることを言いますが、アーリーチェックインが利用できるかどうかはチェックイン当日の客室の空き状況により判断されるため事前に確約されるものではありません。
そのため、アーリーチェックインの可否についての問い合わせをすると、「チェックイン時の客室の状況により対応させていただきます」という回答がほとんどです。
仮にアーリーチェックインが利用可能な場合は、何時ごろからチェックインできるかというと、これも明確になっておらずホテル側の裁量で対応してもらえす。
私の経験上では12時以降が目安かなと思います。
私がリッツカールトン東京に宿泊する際のほとんどは13:00~14:00にアーリーチェックインの対応をして頂いています。
私の経験上は13:00~14:00にホテルに到着して、アーリーチェックインが不可だったことはありません。
ただしGWやお盆、年末年始などの繁忙シーズンの場合は客室の準備ができない場合があるためアーリーチェックインは難しくなるため注意しましょう!
また、あまりにも早い時間(12時よい早い時間)のチェックインは追加料金が発生する場合もあるため、この場合は事前にリッツカールトン東京に連絡するなどして確認しましょう!
リッツカールトン東京の電話番号:03-3423-8000
クラブフロア宿泊者はアーリーチェックイン不可でもクラブラウンジで待機可能
リッツカールトン東京のクラブラウンジ
クラブフロアを予約している場合で、アーリーチェックインができなかった場合は、客室の準備ができるまではクラブラウンジを利用させてもらえる可能性が高いです。
「可能性が高い」というのは、あくまでもホテル側の裁量となるために敢えてこのように記載していますが、基本的には利用可能と考えてよいでしょう。
以前にリッツカールトン東京に問い合わせをした際の回答は、「仮に希望のチェックイン時間に客室が空いていなかった場合、クラブフロア宿泊者はクラブラウンジを利用できるのでそちらでお待ち頂くことになります」 とのことでした。客室が空いていなくてもクラブラウンジがフリーで利用できるのはありがたいですね。
リッツカールトン東京のクラブラウンジ
ただし、あまりにも早い時間(12:00より前)のアーリーチェックインは対応が難しいと思いますので、事前にホテルに到着時間を伝えるなどしてご相談ください。
アーリーチェックインは客室アップグレードに有利?不利?
アーリーチェックインが客室アップグレードに有利?か不利か?という問い合わせをよく受けます。
これについては一概にはなんとも言えません。
有利な時もありますし、不利になることもあります。タイミング次第です。
ただ、個人的には、アーリーチェックインを利用する方が有利な点が多いと思っています。
経験上の自論になりますが例を用いて解説したいと思います。
前提として、マリオットチタンエリート会員が2人(Aさん、Bさん)いたとして、Aさんは13:00にチェックイン、Bさんは17:00にチェックインしたとします。
Aさんも、Bさんもスイートルームへのアップグレードを期待しています。
この前提条件でシュミレーションします。
①スイートルームが前日から空いていた場合
この場合はAさんが有利です。
前日からスイートルームが空いているため先にチェックインしたAさんにスイートルームが割り当てらえれる可能性が高いです。
②スイートルームに前日宿泊していた人が11:00にチェックアウトした場合
これもAさんが有利です。
チェックインした時間(13:00)にスイートルームが空いている(または清掃中かも)ので先にチェックインしたAさんにスイートルームが割り当てらえれる可能性が大きいです
③前日にスイートルームで宿泊していた人が16:00にチェックアウトした場合
この場合はBさんが有利です。
Aさんがチェックインした時間には、まだ前泊者がスイートルームを利用中なので13:00にチェックインしたAさんには他の客室が割り当てられる可能性が大きいです。
一方、Bさんが17:00にチェックインした時にはスイートルームは空いている(または清掃中)のでBさんが有利ですね
一言を伝えればアーリーチェックインが有利?!
私がアーリーチェックインが有利と思うのは、チェックイン時に一言伝えていることがあるためです。
私はチェックイン時に以下のことを伝えます
「もし、遅い時間にスイートルームが空くようであれば準備できるまで待ちますよ」
この一言をいうとアーリーチェックインが圧倒的に有利になります。
ただし、客室の準備ができるまで待つ必要がありますが・・・
例えばさきほどの③の例(前日にスイートルームで宿泊していた人が16:00にチェックアウトした場合)でも、この一言を伝えると、このあと空く予定のスイートルームをチェックしてくれます。すると16:00にチェックアウト予定のスイートルームも、アーリーチェックインしたAさんに割り当ててもらえる可能性があります。
条件として、13:00チェックインなら17:00くらいまでの約4時間を待つ必要があるので「待つことができる人」に限ります。
私は、リッツカールトン東京を利用する時のほとんどがクラブフロアを予約しているので、待ち時間は「クラブラウンジで待てばいいや」と思っているので、待つことがあまり苦ではないため、いつもこのような対応をしています。
一言を伝えるだけでアップグレード率はかなり変わるので一度お試しください。
リッツカールトン東京のレセプションスタッフにも聞いたことがあるのですが、「待ってでもアップグレード希望」というのは、「遠慮せずに伝えてほしい」と言ってました。スタッフさんは長時間待ってもらうのは宿泊客に対して失礼にあたるため、スタッフさんからこのような提案をされるケースはあまりありません。
この方法は、リッツカールトン東京に限らず、どこのホテルでも同じだと思います。
ちなみに、私は客室が空くまで「待つ」パターンで、客室が空くまでの時間に別の客室を準備してもらったこともあります。
ホテル名 | アップグレード後の客室 | マリオットステータス | チェックイン時間と待機用客室 |
リッツカールトン京都 | fa-external-linkガーデンスイート | プラチナ | 15:00チェックインで19:00まで |
リッツカールトン東京 | fa-external-linkカールトンスイート | チタン | 13:30チェックインで17:00まで |
リッツカールトン日光 | fa-external-link中禅寺ビュースイートルーム | チタン | 12:00チェックインで18:00まで |
すべてリッツカールトングループの対応です。さすがリッツカールトンですね。
ただし、この対応は、必ず対応してもらえるものではないのでご注意ください。
リッツカールトン日光 中禅寺湖ビュースイート
リッツカールトン東京のレイトチェックアウト
リッツカールトン東京のチェックアウト時間は12:00となっていますが、マリオットエリート会員とアメックスプラチナカードの会員はレイトチェックアウトの特典があります。
マリオットエリートエリート会員のレイトチェックアウト
マリオットエリート会員はレイトチェックアウトの特典があるため当日の稼働状況によりますがレイトチェックアウトが可能です。
レイトチェックアウトは、マリオットゴールドエリートの場合は最大14:00まで、プラチナエリート以上の場合は最大16:00までとなっています。
マリオットゴールドエリートになるには以下の宿泊数をクリアする必要がありますが、SPGアメックスカード会員になれば無条件でゴールドエリートになることができます。
アメックスプラチナカード会員のレイトチェックアウト
アメックスプラチナカード会員は、ファイン・ホテル・アンド・リゾートという特典があり、専用の予約サイトからリッツカールトン東京を予約するとレイトチェックアウト16:00が確約となります。
マリオットエリート会員のレイトチェックアウトは、当日の稼働状況により利用できない場合もありますが、アメックスプラチナカードのファイン・ホテル・アンド・リゾートは、レイトチェックアウト16:00が確約となります。
ファイン・ホテル・アンド・リゾートの特典には、レイトチェックアウト以外にも朝食無料やホテルクレジット100米ドル相当~などホテルステイを充実させる特典が多数あります。
詳しくは、下記の「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」のボタンから詳細ページでご確認ください
アーリーチェックインとレイトチェックアウトのメリット
エグゼクティブスイート
アーリーチェックインとレイトチェックアウトのメリットは、言うまでもなくホテルに長く滞在できるというのが一番です。
非日常的なラグジュアリーホテルを少しでも長い時間滞在できることのメリットは大きいです。
スイートルームに宿泊できた時などは、最大限の時間を贅沢な時間を楽しみたいですね。
客室以外でも、リッツカールトン東京のスパ&フィットネスで過ごすという選択肢もありまし、クラブフロア宿泊者はクラブラウンジの利用可能時間も比例して増えます。
アーリーチェックインやレイトチェックアウトは、せっかくのラグジュアリーホテルでの贅沢ステイの満足度アップさせられるメリットの大きい特典です。
他にも、アーリーチェックインは繁忙シーズン時のチェックインの混雑回避というメリットもあります。
リッツカールトン東京のチェックイン時間は15:00以降なので、15:00~16:00の時間はチェックインの宿泊客で混雑します。
つまり、チェックアウトが落ち着いた13:00頃と、チェックイン時間の15:00より前はレセプションは比較的空いている時間です。
私の場合は、少しでも長くリッツカールトン東京に滞在していたいこともあり13:00頃のチェックインがほとんどです。
タワースイート
アーリーチェックインとレイトチェックアウトの組み合わせると24時間以上のステイを楽しめる
アーリーチェックインとレイトチェックアウトを最大限利用すると24時間以上のステイを楽しむことができます。
プラチナエリート以上なら、例えばチェックイン13:00で、レイトチェックアウト16:00で利用できると27時間もリッツカールトン東京にステイすることができます。
正規の時間で15:00チェックイン、12:00チェックアウトの場合の滞在時間は21時間なので、6時間も長くラグジュアリーホテルで満喫できるのはとても価値があります。
上のタイムチャートは、アーリーチェックイン13:00、レイトチェックアウト16:00で私がリッツカールトン東京で過ごすモデルケースです。
いつもこんな感じでリッツカールトン東京を楽しんでいます。
クラブラウンジと客室が「or」になっている時間は、スイートルームなら客室、それ以外ならクラブラウンジといった感じで過ごしています。
スパ&フィットネスでリフレッシュする時間を楽しむ
アーリーチェックインとレイトチェックアウトを活用することで、客室で寛ぐだけではなく、リッツカールトン東京にあるスパ&フィットネスを利用してよりラグジュアリーな体験をすることができます。
私がリッツカールトン東京に宿泊する時は、アーリーチェックインとレイトチェックアウトを活用して長時間ホテルステイを楽しむため、ほぼスパ&フィットネスを利用をしています。
フィットネスジムエリアで汗を流して、プールとジャグジーで体をほぐし、ヒートエクスペリエンス施設でサウナや温浴を楽しむといった感じです。
この時間に最低でも1時間半~2時間を費やすので、レイトチェックアウトはとてもありがい特典です。
リッツカールトン東京のフィットネスジムで身体を動かすのは、いつも通っているスポーツジムで運動するのはとは違って、贅沢気分いっぱいで格別です。
最新のフィットネスマシンが設置されており、充実度はかなり高いです。
ラニングマシンは窓側にあり、六本木ヒルズが目の前に見えます。
都内の大パノラマを見ながらのラニングは最高です。
未体験の人は、是非、このランニングマシーンを体験してほしいです。(ウォーキングでもOKですからね)
リッツカールトン東京にある室内プールやジャグジーで過ごす時間も格別です。
「リッツカールトン東京のプールで泳いでる」という気分だけで幸せになります。プールサイドにあるジャグジーの水圧もかなりパワフルなので、とても気持ちいです。
※混雑時は入場制限される場合があるため、客室の電話から混雑状況を確認してから利用することをおススメします
スパ&フィットネスには、ヒートエクスペリエンス施設があります。
ヒートエクスペリエンス施設には、専用のロッカー、サウナ、温浴設備、シャワーが完備されていますが、こちらの利用は有料となります。
ただし、マリオットプラチナエリート以上の人(同伴者含む)は無料で利用できます。
上の写真は、ヒートエクスペリエンス施設にある女性エリアの温浴スペースです。東京タワーが目の前に見えますね。
ちなみに、男性エリアからは目の前に六本木ヒルズを見ることができます。
私は、この温浴スペースからの景色(男性なので六本木ヒルズ)を見ながら「ぼーっと」過ごす時間が大好きです。
最も「贅沢」を感じる時間でもあります。
「こんな高層階(46階)のラグジュアリーな施設で絶景を楽しみながら温浴やサウナを楽しんでる自分って・・・」
そう考えると「贅沢」以外の何物でもない気分になります。幸せです。
クラブラウンジも最大限満喫
例えば、14:00にチェックインして、翌日16:00にチェックアウトした場合、クラブラウンジで14:30~16:30に提供されるアフターヌーンティを2回楽しむこともできます。
ただし、アフターヌーンティの内容は、前日と同じです。
アフターヌーンティを2回利用しなくても、滞在中はクラブラウンジをいつでも利用できるので、好きな時間にアルコールやソフトドリンクをいただくことができます。
リッツカールトン東京のクラブラウンジは営業時間中は常にアルコール提供があるので、嬉しいですね。
リッツカールトン東京のフードプレゼンテーションの内容を別記事で詳しく紹介していますので下記のボタンからどうぞ!
私が体験した2018年1月以降のフードプレゼンテーションを写真を使って解説してます