
リッツカールトン・クアラルンプールは「世界一安いリッツカールトン」とも言われており、私達は1泊あたり23,591円という驚きの価格で宿泊しました。
価格は安くても、サービスや施設はさすがリッツカールトンのクオリティ。
チタンエリートの私は、今回、デラックスルーム・キングの予約からクラブラウンジアクセス付きの客室にアップグレードしていただき、贅沢な滞在を楽しむことができました。
1日5回のフードプレゼンテーションを楽しめるクラブラウンジ、記念日をお祝いしてくれたサプライズ演出、そしてアクセス抜群の立地。
この記事では、そんなリッツカールトン・クアラルンプールの宿泊体験を、クラブラウンジの詳細やお部屋の様子とともに、写真付きで詳しくご紹介します!
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目次 [表示]
リッツカールトン・クアラルンプールってどんなホテル?
『リッツカールトン・クアラルンプール』は、マレーシアの首都クアラルンプールの繁華街『ブキッ・ビンタン』エリアに位置するラグジュアリーホテル。
「世界一安く泊まれるリッツカールトン」として有名で、リーズナブルな価格でありながら、リッツならではの格式高いサービスを体験できます。
リッツカールトン・クアラルン プールは、1997年にオープンした歴史あるラグジュアリーホテルで、2016年に大規模な改修が行われており、非常に洗練されたモダンな空間に生まれ変わっています。
ホテルに一歩足を踏み入れて、まず目に入るのは大理石がふんたんに使われた美しいロビー。
天井にはシャンデリアが輝き、高級感溢れる落ち着いた雰囲気が広がっています。
インテリアの随所には、伝統的なマレーシアのデザインと西洋のクラシックな要素が融合されており、上質でエレガントな空間を広がっています。
アクセス
リッツカールトン・クアラルンプールの立地は、クアラルンプール随一の繁華街『ブキッ・ビンタン』の中心部。
ホテルのすぐ近くには『パビリオンKL』や『ロット10』といったショッピングモールがあり、観光・ショッピングはもちろん、食事にも困ることはありません。
クアラルンプール国際空港からのアクセス方法は?
クアラルンプール国際空港(KLIA)からリッツカールトン・クアラルンプールまでの移動は、主に以下の方法があります。
- Grab
- KLエクスプレス+モノレール
個人的には、荷物が多い方や初めての方には、料金もリーズナブルで楽に移動できる『Grab』の利用をおすすめします。
Grabを利用する【おすすめ】
空港からは約1時間ですが、クアラルンプールは時間帯によって渋滞が発生するため1時間以上かかる場合もあります。
料金は平均するとRM70前後ですが、時間帯や渋滞状況・天候によって料金も大きく変動する場合があります。
ただ、日本円にすると2,500円前後で、料金が上がっても3,000円ほどでアクセス可能です。
マレーシアのGrabは料金設定が低いため、おすすめの移動手段です。
※マレーシアでGrabを利用する場合、言語設定を「英語」にする必要があるので注意してください
KLエクスプレス+モノレール
-
- KLIAからKLセントラル駅までKLエクスプレス(特急列車)を利用(約30分・料金片道RM55)。
- KLセントラル駅からKLモノレールに乗り換え、『ブキッ・ビンタン駅』下車(約10分)。
- 所要時間は約60分程度
- 渋滞の心配が必要ありませんが、スーツケースなど荷物が多い場合は移動がやや大変です。
客室タイプと参考料金一覧
リッツカールトン・クアラルンプールの客室タイプを一覧にしました。
料金は、参考ですのでご了承ください(料金調査:2025年3月)
客室タイプ | 広さ | 定員 | 参考料金 |
デラックスルームキング | 40㎡ | 2名 | 約23,000円前後 |
デラックスルームツイン | 40㎡ | 2名 | 約23,000円前後 |
エグゼクティブデラックスキング | 45㎡ | 2名 | 約25,000円前後 |
エグゼクティブデラックスツイン | 45㎡ | 2名 | 約25,000円前後 |
クラブエグゼクティブデラックスキング | 45㎡ | 2名 | 約30,000円前後 |
ジュニアスイート、1ベッドルーム、1キング | 68㎡ | 2名 | 約40,000円前後 |
クラブスイート、1ベッドルーム、1キング | 68㎡ | 2名 | 約45,000円前後 |
2ベッドルームスイート、1キング、1シングル | 175㎡ | 4名 | 約47,000円前後 |
3ベッドルームスイート | 210㎡ | 5名 | 約57,000円前後 |
ザ・リッツカールトンスイート | 250㎡ | 2名 | 約450,000円前後 |
ペイントハウス、4ベッドルーム | 600㎡ | 8名 | 約750,000円前後 |
※クラブラウンジへのアクセス付きの「クラブエグゼクティブ」と「デラックスルーム」の料金差は【約7,000円】と大きな差はありません。
宿泊料金・予約した客室タイプ・アップグレードの詳細
今回私たちが宿泊したリッツカールトン・クアラルンプールの料金は、1泊23,591円(税・サービス料込み)でした。
リッツカールトンといえば世界的に有名な高級ホテルブランドで、日本をはじめ多くの国では1泊数万円~10万円以上のものであるのが一般的です。
これを考えると、クアラルンプールのリッツカールトンが「世界一安いリッツカールトン」と言われると納得できます。
実際に宿泊してみて、2万円台でリッツクオリティのサービスを受けられるのは非常にお得感がありました。
ホテルステイが趣味の私は「リッツカールトン東京」が一番大好きなホテルで年間3~4泊しているため、世界一安いリッツカールトンのクアラルンプールはとても興味のあるホテルでした。
今回、私は8泊9日でクアラルンプール旅行をして5つのホテルに宿泊しましたが、サービスクオリティ・ホスピタリティはNO1でした。
ただ、クラブラウンジのフードプレゼンテーションの内容については、満足はしたもののリッツカールトン東京のクラブラウンジのレベルには至らないかな・・と思います。
予約した客室タイプとアップグレードについて
今回、予約時に選んだ客室タイプは、リッツカールトン・クアラルンプールの基本客室である「デラックスルーム・キング」でしたが、アップグレードで「クラブエグゼクティブデラックスルーム」にしていただきました。
そのため、クラブラウンジにもアクセスできるようになったため、とても充実したステイをすることができました。
しかし、本来、リッツカールトンブランドではエリート特典でクラブラウンジのアクセスは付かないはず・・・・
クラブラウンジへのアクセスについては、事前に色々調査していたのですが、チタンエリートでアクセスができた人もいれば、できなかった人もいたので、リッツカールトン・クアラルンプールのルールがいまいちわからない状態でした。
クラブラウンジアクセスが無料になった理由
私は、チタンエリートでクラブエグゼクティブの客室にアップグレードしてもらったのですが、やはり、本来リッツカールトンブランドのエリート特典としては、プラチナやチタンエリートであってもクラブラウンジのアクセスは提供されないようです。
私がクラブエグゼクティブにアップグレードしてもらえた理由は、おそらく、宿泊前にホテルとマリオットアプリのチャットで連絡をとり、今回の旅行が夫婦の「結婚28周年の記念旅行」であることを伝えていたことが影響したのではないかと思います。
以下のキャプチャは、ホテルからチャットの内容です。
ご覧のように「本来はクラブラウンジのアクセスはないが特別にアクセスを付けます」と記載されています。
実際にホテル側からも特にアニバーサリーのことについて丁寧に対応していただき、客室内に素敵な装飾やケーキまでご用意させていただきました。
結果として、23,591円という料金でクラブラウンジまで体験でき、想像以上に贅沢でお得な滞在となりました。
ただ、クラブラウンジへのアクセス付きの「クラブエグゼクティブ」と「デラックスルーム」の料金差は【約7,000円】と大きな差はないため、クラブラウンジを利用したい人は、直接、クラブエグゼクティブのお部屋を予約するのが確実ですね
エントランスとレセプション(クラブラウンジ)
リッツカールトンクアラルンプールは宿泊棟が2つありエントランスも2つあります。
一つは通常宿泊棟のエントランス、もう一つは、クラブラウンジアクセスあり専用棟のエントランスです。
また、リッツカールトンクアラルンプールは、クラブラウンジが1階にあります。
通常、クラブラウンジにアクセスがある宿泊客はクラブラウンジでチェックイン手続きをするので、リッツカールトンクアラルンプールでは、1階にクラブラウンジがあるため、エントランスから別れています
上の写真がクラブラウンジのエントランスですが、こちらはクラブラウンジアクセス用のルームキーがないと入れなくなっています
通常のエントランスは、もちろん、フリーで出入り可能です
上の写真がクラブラウンジ専用エントランスから入ってすぐの、クラブラウンジ専用のレセプションです。
ここでチェックイン手続きをします
クラブラウンジレセプションの全体は上の写真のような感じです
客室レビュー(クラブエグゼクティブデラックスルーム)
今回宿泊した「クラブエグゼクティブデラックスルーム」は、クラブラウンジにアクセスができる客室です。
客室内はシックで落ち着いたデザインで統一されており、インテリアはホワイトが基調で、ブラック・グレーをアクセントとして高級感のある色使いが印象的でした。
結婚記念日を事前に伝えていたため、ベッドにはタオルアートと風船のサプライズがありました。
バスルームは大理石を使用した豪華な造りとなっていました。
これまで宿泊したリッツカールトンと違ったのは、洗面台のシンクが1つしかないこと・・・これまでリッツカールトンはシンクが2つあったので、1つなのは初めてでした。
もちろん、バスタブと独立型のシャワールームもあります。
ボディソープなどのアメニティは、リッツカールトンブランドお馴染みの「ディプティック」です。
広々としたウォークインクローゼットには、大きな鏡とドレッサーもありました。
宿泊した月は、私達夫婦結婚28周年で事前にホテルにそれを伝えていたので、素敵なタオルアートとケーキなどでお祝いして頂けました。
クラブラウンジのフードプレゼンテーション
リッツカールトン・クアラルンプールのクラブラウンジは、クラブ棟の1階にあります。
まず、クラブフロアの客室と通常の客室の価格差は約7,000円(私が予約したときのレート)。
日本のリッツだとクラブフロアは4〜5万円高くなることが多いので、それと比較するとかなりお得にクラブラウンジを体験できる印象です。
ただ、日本のリッツと比較すると、フードプレゼンテーションのクオリティは少し低めの印象です。
日本ではアルコールは営業時間中であればフリーで飲めますが、クアラルンプールはカクテルタイムとコーディアルの時間のみだったり、料理のクオリティも低くはないものの、日本と比べると劣るイメージです。
しかし、差額7,000円でクラブラウンジを使えることを考えれば、十分に満足行く内容です
ラウンジは全体的に落ち着いた雰囲気で、静かに過ごせる大人な空間。
スタッフの対応も『さすがリッツ』、とても丁寧で心地よい時間を過ごせました。
リッツカールトン・クアラルンプールのクラブラウンジでは1日5回のフードプレゼンテーションが提供されます。
- 朝食 6:30-11:00
- ランチ 12:00-14:00
- アフターヌーンティ 15:00-17:00
- カクテルタイム 17:30-19:30
- デザート&コーディアル 20:00-22:00
チェックイン後に利用した順に紹介します。
アフターヌーンティ(15:00-17:00)
アフターヌーンティは、日本のラグジュアリーホテルのような“映える”盛り付けではありませんが、キッシュ・サンドイッチ・スコーンと、しっかりお腹に溜まるラインナップ。
味も悪くなく、ちょっとした軽食にはぴったりです。
甘さ控えめで、落ち着いた大人のティータイムという感じ。
カクテルタイム(17:30-19:30)
夜のカクテルタイムでは、アルコールの提供のほか、しっかりディナーになるレベルの料理が並びます。
マレーシアらしいスパイスの効いた料理が多く、スパイシーチキンやカレー、さらにライブキッチンでは丸鶏のカットサービスも!
中でも美味しかったのがお稲荷さん。海外でよくあるパサついた感じではなく、しっとり美味しい仕上がりで、個人的にはかなりの高評価です。
アルコールはこの時間から提供され、ビール・ワインのほか、オーダーすればスタッフがカクテルも作ってくれます。
デザート&コーディアル(20:00-22:00)
夜遅くのデザート&コーディアルタイムでは、数種類のプチケーキやスナックと共に、アルコールも楽しめます。
特別感はやや薄いですが、夜のんびり甘いものとお酒をつまみながらくつろげるのはやっぱり贅沢な時間。
「締めの一杯」にぴったりです。
朝食(6:30-11:00)
朝食は、レストランでいただいたので写真だけ取りました。
レストランと比べると料理の種類は、少なくなりますが、十分な品数だと思います。
クラブラウンジの朝食は、混雑していたないので、落ち着いてゆっくり朝食の時間を過ごしたい場合はこちらよいかもしれません。
ランチ(12:00-14:00)
ランチタイムにはメニュー(スープ、サラダ、サンドイッチ、フルーツ)の中からオーダーするスタイル。
内容的には可もなく不可もなくで、日本のリッツのクラブラウンジと比べると、クオリティや演出面ではやや見劣りする感じです。
クアラルンプールはホテルの外でランチをしてもお安いので、外で食べる選択肢もありだと思います。
私達は、このあと外で食べる予定だったので、サンドイッチは1人分にしました。
朝食(コバルトルーム)
ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプールの朝食はレストラン「ザ・コバルト・ルーム」でビュッフェ形式で提供されています。
レストランはは広々としていて、明るく落ち着いた雰囲気です。
家族連れやカップルなど、さまざまな客層が豊富なメニューと上質なサービスで快適に過ごせる空間がでした。
ビュッフェには、洋食、中華、マレーシア料理、インド料理など、多彩なメニューが並んでいました。
目の前で調理してくれるエッグステーションやヌードルバー、焼きたてのナンとカレーが味わえるインド料理コーナー、新鮮なフルーツジュースを作ってくれるジュースバーなどもありました。
プール&フィットネス&温浴ジャグジー
ザ・リッツ・カールトン・クアラルンプールには、宿泊者が利用できる2つの屋外プールがあります。
どちらのプールも、営業時間は午前7時から午後7時までとなっています。
ファミリープール
ホテル棟の4階にあるするファミリープールは、年齢制限がなくすべての宿泊者が利用可能です。
水深は約1.5メートルで、お子様連れの家族にも適しています。
周囲は高層ビルに囲まれていますが、開放的な雰囲気が特徴です。
大人専用プール
スイート棟の4階にある大人専用プールは、16歳以上の宿泊者のみが利用できる静かな空間です。
横長のデザインで、日当たりも良好です。プールサイドでは、読書や日光浴を楽しむことができます。
さらに、プールと同じ4階にはフィットネスセンターやスパ施設も併設されており、サウナや温浴ジャグジーを利用することができます。
サウナとジャグジーは上写真の受付をすれば、無料で利用できました。
※私達は無料で利用できましたが、全ての宿泊者が無料なのかは確認できませんでした。もしかすると、クラブフロアの宿泊客とかステータス(私はチタン)で無料になるのかもしれません・・・。
その他の施設
周辺グルメ
リッツカールトン・クアラルンプール周辺(ブキッ・ビンタン)で利用したグルメを紹介します。
INDIAN EMPIRE
口コミの評価の高いインド料理レストラン。
メニューは多彩で、タンドール料理やバランスの取れた美しいカレー、豊富な種類のパンなどが楽しめます。
特に、バターチキンカレーやガーリックチーズナン、マトンケバブなどが人気のようです。
私たちはバターチキンカレーを食べましたが、めちゃくちゃ美味しかったです。
ドリンクは、パイナップルとスイカのフレッシュジュースをオーダーしました。
それぞれRM9.9(約350円)
・バターチキンカレー(RM25.9)
・フレッシュサラダ(RM9.9)
・ガーリックナン(RM6.5)
・マラバル・パロッタ(RM6.9)
ここのバターチキンカレーは、濃厚で過去に食べた中で一番美味しかったです。おススメ!!
Hai Kah Lang(海脚人)
リッツカールトン・クアラルンプールから徒歩で約10分ほどにある海鮮料理専門店。
ここは、ミシュランガイドのビブグルマンにも選ばれており、新鮮な魚介類を使用したシーフードヌードルやフィッシュヘッドヌードルが特に有名で、地元の人はもちろん、観光客に人気があります。
ハマグリたっぷりのヌードル(RM14.9)と白身魚たっぷりのヌードル(RM21.9)をオーダーしました。
スープは、魚の骨から取った出汁に花雕酒(紹興酒)の香りが特徴的で、あっさりですが濃厚でとても美味しかったです。
Restoran Mon Chinese Beef Roti
ここは、ビーフロティとチキンロティの2種類の具材を包んだサクサクのロティが有名で常に行列ができていました。
このロティは、薄く伸ばした生地に味付けされた牛肉または鶏肉のミンチ、刻んだネギ、玉ねぎ、スパイスを包み込み、油で揚げ焼きにしたものです。
私はチキンのロティをいただきました。(RM5.5)
手軽に食べられて見た目以上にボリュームもあって美味しかったです。