2024年10月4日にマリオットバケーションクラブ(MVC)の新しいリゾートがワイキキにオープンしました
この記事では開業日当日にハワイ旅行中だった筆者がマリオット・バケーションクラブ・ワイキキを見学してきたのでレポートしています。
今回、宿泊はしていませんが、客室をはじめ、外観、ロビー、ルーフトップインフィニティプールなど一通りのホテル施設を見て撮影してきました。
また、ホテル2階にはマリオットバケーションクラブのセールスギャラリーがあり、今後、ハワイでのマリオットバケーションクラブの説明会はここで実施されるとのことです。
目次
マリオットバケーションクラブワイキキ
2024年10月4日、マリオットバケーションクラブに新しいリゾートがワイキキにオープンしました。
これまでマリオットバケーションクラブのリゾートは、ハワイ(オアフ島・ハワイ島・カウアイ島・マウイ島)には12の施設がありましたが、ワイキキのリゾートオープンで13施設になりました。
マリオット・バケーションクラブ・ワイキキは、「シティコレクション」に分類さるため、ワイキキでもビーチから少し離れたロケーションです。
客室は大きく3タイプ(スタジオタイプ、1ベッドルーム1キング、1ベッドルームダブル)あり、客室数は110室あります
このうちスタジオタイプが10室のみで、その他はすべて1ベッドルームキング・ダブルのお部屋となります
ホテルは8階建てで、屋上(8階)にはプール、フィットネスセンター、バーがあります。
また、全客室に簡易キッチン(大きめの冷蔵庫、電子レンジ、食器乾燥機など)が備え付けられているため、長期滞在にも適しています。
その他、ホテル2階にはマリオットバケーションクラブのセールスギャラリーがあり、今後、ハワイでのマリオットバケーションクラブの説明会はここで実施されるとのことです。
アクセス
場所はカラカウア通り沿いで、ワイキキビーチより少し西寄りのボッテガヴェネタ、シャネル、グッチなどの高級ブランドが立ち並ぶエリア。
カライモク通りを挟んだ目の前には、リッツカールトンワイキキがあります。
google map
ホノルル国際空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)からマリオットバケーションクラブ ワイキキまでは、交通状況にもよりますが車で約20〜30分程度です。
ワイキキ中心部にあるシェラトンワイキキまで徒歩10分前後、デューク・カハナモク像のあるワイキキビーチまでは徒歩15分前後です。
外観
カラカウア通り側からの外観です。
写真右側の道路がカライモク通りで、ホテルエントランスおよび駐車場はカライモク通り側にあります。
カライモク通り側から外観。
こちら側にホテルエントランスと駐車場(バレーパーキング)があります。
写真を撮影してる私の背中側にリッツ・カールトンワイキキがあります。
クヒオ通りと側からの外観です。
写真右側の高層ビルがリッツカールトンワイキキです。
カラカウア通り(西側)からの撮影した外観です。
ちなみに、1階と2階のカラカウア通り側には店舗が入店する予定のようですが、2024年10月4日時点ではまだ一部工事中でした。
どんなお店が入るのか楽しみです。
駐車場
駐車場はバレーパーキングのみとなり1泊$55です。
開業前の情報では、マリオットバケーションクラブオーナーは駐車場無料と聞いていましたが、蓋を開ければ『有料』とのことです。
バレーパーキングのみなので、+チップ代も必要となります。
やはり、ワイキキで『駐車場無料』というのは、難しいみたいです。
バレーパーキングの車寄せ前にはハワイらしいエメラルドグリーンの椅子があります。
車の出庫には少し時間を要するので注意が必要です。
出庫は、一度カライモク通りに出て、ホテルの裏側に回り、ホテルを1周して車寄せに来るため5分~10分ほど待つ可能性があります。
エントランス・ロビー
ホテルのロビー・レセプションは3階にあるため、エントランスは控えめなデザインです。
ホテル全体が木目と白を基調としたシンプルなデザインとなっています。
エントランスを抜けるとエレベーターホールがあり、ここからレセプションのある3階に上がります。
✳︎エレベーターは2機あります
ロビー・レセプション
エレベーターで3階に上がったところからレセプションを撮影した写真です。
レセプションです。
それほど広くありませんが、ホテルの規模からすると違和感のないレベルの広さです。
レセプションをさらに奥に進むとこちらのスペースがあります。
オシャレな椅子とソファーがあります。
さらに奥に進むと窓側にご覧のような広いフリースペースがあります。
正面の窓は、カラカウア通り・ワイキキビーチ側となります。
レセプションをエレベーターホールの反対側から撮影した写真です。
レセプションのすぐ横にミニスーパーがありました。
客室タイプと料金
客室タイプは、スタジオ1キングベッド、1ベットルームスイート、1キング、1ベッドルームスイート、2ダブルベッドの3タイプがありますが、客室の広さは大きな差はありません。
また、全客室に簡易キッチンが完備されています
なお、料金は10月1日に調査した料金を記載していますので、あくまでも参考でご覧ください
現在はオープン特価で料金は安く設定されているとのことでした
客室タイプ | 広さ | 定員 | 参考客室料金 |
スタジオ、1キングベッド | 50㎡ | 4名 | 48,000円~70,000円 |
1ベッドルームスイート、 1キングベッド | 53㎡ | 4名 | 52,000円~73,000円 |
1ベッドルームスイート、 2ダブルベッド | 56㎡ | 6名 | 58,000円~75,000円 |
客室からのビューは、オーシャンビュー、マウンテンビューなどがありますが、ビューによる料金設定はないとのことです。
どうせなら海の見える客室の方がよいと思うので、予約時にリクエストしておくと希望が叶うかもしれません。
ただ、優先させるのはマリオットバケーションクラブのオーナーで、大口のオーナーがさらに優先されるので、繁忙期などは希望が叶う確率は低いかもです
客室レイアウト
スタジオタイプと1ベットルームスイートタイプの大きな違いは、リビングとベッドルームが独立しているどうかだけで平米数はそれほど違いはありません。
そのため、料金的にもスタジオタイプの客室が人気のようです。
マリオットバケーションクラブのメンバーサイトの予約画面を見ても、スタジオタイプの客室はほとんど空があまりありませんでした
そのため、バケーションクラブメンバー以外の人がスタジオタイプの客室に泊まるのは、なかなか難しいかもです
1ベッドルームスイート、2ダブルベッドルームを写真で紹介
1ベッドルームスイート、 2ダブルベッドルームを見学させてもらいました。
※ホテル内の1室をモデルルームとして公開していました(見学は要予約)
レイアウトを詳細に記載すると上記のようになります。
リビングダイニング
客室に入ってすぐに見えるのが上のリビング・ダイニングスペースです。
大きなソファーベッドとダイニングテーブルがあります。
丸いテーブルの下の部分は引き出すことができて椅子になります。
椅子は3つありました。
ミニキッチン
リビングスペースのすぐ横にミニキッチンがあります。
大きな冷蔵庫、電子レンジ、食器洗浄機が備え付けれられいますが、残念ながらコンロはありません。
ただ、コンロ以外は、一通りなんでも揃っているます。
お肉を焼いたりしたい時は、屋上にあるバーベキューグリルを利用しましょう!
シンクと水道
冷蔵庫はかなり大きいく、野菜室、冷凍庫も付いています。
こちらは食器洗浄機。
シンクが小さいので食器洗浄機があるのは便利です。
電気ケトル、炊飯器、トースター。
コーヒーメーカー
フォーク、ナイフ、スプーン、計量スプーン、しゃもじなども揃っています。
こちらは包丁・ナイフ、まな板など
計量計やボールなど
冷蔵庫で冷蔵するときなどに小分けにして入れることができる蓋つきの容器
食器類も全て揃っています。
シンク下には、ゴミ箱や洗剤などがありました。
ベッドルーム
こちらはベッドルーム。
ダブルサイズのベッドが2台あります
2ダブルベッドの定員は6名になっていて、ダブルサイズのベッドに2名ずつと、リビングダイニングスペースにあるソファーベッドに2名の計算になっています。
家族なら十分いけそうですね。
ベッドルームにある大型テレビ収納です。
洗面台・バスルームにもアクセス可能です。
2つのベッド、中央にあるテーブルには、デジタル時計、電話があり、デジタル時計にUSBとCタイプの電源が付いています
テーブルの下は収納(引出し3段)になっています。
ベッド横にはもう一つテーブル収納があり、ここにも電源があります。
洗面台・バスルーム・トイレ
玄関口横から見た洗面室・バスルーム。
洗面台は2つ備え付けられています。
ハワイでもあまり備え付けのない歯ブラシもありました!
浴槽はとても深いのでお湯をためてゆっくり浸かることができます。
トイレはウォシュレット完備!
なぜか、トイレに扉がなかった笑
ホテルがU字型の建物になっていて、この部屋は中央部分で、正面にワイキキビーチを見ることができます。
また、下を見ればオシャレな中庭を見ることもできます。
生で見ると写真以上に綺麗にワイキキビーチが見えました
また、写真を見てのとおり両サイドのお部屋からもワイキキビーチが見えるような設計になっています。
上の写真はご参考ですが、山側のお部屋からのビューです。
こちらサイドのお部屋は、ビーチの真反対なのでオーシャンビューではありません。
ルーフトップとインフィニティプール
ホテル8階が屋上となっており、ここにはインフィニティプール、ルーフトップバー、フィットネス、バーベキューグリルなどがあります。
8階のエレベーターホール
インフィニティプール
こちらがインフィニティプール。
目の前が公園なので、ワイキキビーチまで遮るものがなく、8階建でもとても見晴らしが良いです。
正面にワイキキビーチがばっちり見えるインフィニティプール。
見た目以上に開放的で眺めが最高です。
写真左側の高層ビルがカ・ライ・ワイキキビーチ, LXR Hotels & Resorts(旧トランプタワーワイキキ)、右側の建物群はヒルトンハワイアンビレッジです。
ヒルトンハワイアンビレッジ側のビューです。
毎週金曜の花火もここからバッチリ見ることができます。
ワイキキ中心街側のビュー。
カ・ライ・ワイキキビーチ, LXR Hotels & Resorts(旧トランプ ホテル ワイキキ)とシャラトンワイキキも見えています。
屋上にはビーチチェアがたくさんありました。
ビーチチェアの他にガバナもあります。
開業して間もない今は、ガバナは無料で利用できるそうです。
※ガバナの利用は今後有料になります
バーベキューグリル
こちらはバーベキューグリルです。
客室にキッチンはありますが、火は使えないためお肉を焼いたりする場合はこちらを利用することなります。
2台しかないため、時間帯によっては混雑が予想されます。
ルームトップバー
ルーフトップバーの『Malolo』。
開業日ということもあり、まだこれからという感じで店員さんいなかった・・・
ホテル内の飲食店はここだけのようでした。(3階に売店あり)
フィットネススタジオ
フィットネスは屋上の屋内にあります。
広くはありませんが、マシン設備は充実していました。
オーナーズルーム
8階のエレベーターを降りてすぐのところに、オーナーズルームがありました。
マリオットバケーションクラブオーナーは、ホテルに早く到着した時など、ここで待つことができます。
無料のソフトドリンクも備え付けられています。
コーヒーはセットされていましたが、冷蔵庫は空っぽでした。
今後は冷たいドリンクも無料でいただけるのでは?と思います。
テレビを見えるスペースもありました。
タオルやシャワールームもあるので、チェックイン前にここで着替えて、インフィニティプールを利用することもできます。
マリオットバケーションクラブセールスギャラリー(説明会フロア)
ホテルの2階にはマリオットバケーションクラブのオフィスがありました。
現在(2024年10月)は、マリオットバケーションクラブの説明会は、コオリナビーチクラブまで行く必要がありましたが、今後、説明会に参加する場合はこちらを利用するそうです。
説明会参加でコオリナまで行く必要がなくなりましたが、説明会に参加したついでにコオリナビーチクラブを体験することはできなくなるみたいです
受付は日本人スタッフさんが対応していました。
このホテル自体が日本人をターゲットにしているらしいです。
無料でいただけるコーヒーはスターバックスのものでした。
このフロアには説明会用の個室がたくさんありました。
パッと見た感じ20室くらいはあったような・・・・
その他
ランドリールーム
ホテル4階と6階にランドリールームがあり宿泊者は無料で利用することができます。
※客室にランドリーはありません
ウォッシャー、乾燥機、各4台ずつあります。
洗剤は、客室にありました。
飲料水
各回のエレベーターホールに飲料用の水が設置されています。
宿泊者は無料で利用することができます。
展望デッキと中庭
ホテル4階には展望デッキを中庭があります。
上写真の前方にあるのが展望デッキです。
ルームキーが必要だったので展望デッキには入れませんでした
2025年5月のハワイ旅行で予約しました
来年5月にハワイ旅行を計画しており、この時はマリオットバケーションクラブワイキキに宿泊(3泊)する予定で、すでに予約済です
私はマリオットバケーションクラブのオーナーなのでバーケーションポイントを使って予約しているため、ご覧のように支払いは0米ドルとなっています(上キャプチャ)
仮に同じ日にキャッシュで予約した場合は、1,765.89ドルでした。
日本円で計算すると(1ドル=143円)、約252,000円です
ちなみに、来年5月のハワイ旅行は8泊10日の予定で、前半4泊がアウラニディズニーリゾート、後半3泊がマリオットバケーションクラブワイキキ、最終日がシェラトン・プリンセスカイウラニに宿泊予定です。
アウラニディズニーリゾートもディズニーバケーションクラブオーナーとしての宿泊です
バケーションクラブとは?
コオリナ・ビーチ・クラブ
「バケーションクラブ」とは、一定のリゾート施設やホテルチェーンに対して、定期的に宿泊できる権利を購入するシステムのことを言います。
これはタイムシェアの一種で、年間で決められたポイントや宿泊日数を使って、提携しているリゾートやホテルに滞在することができます。
もう少し具体的な特徴を説明すると:
1. ポイント制:
たとえば、年間で1,000ポイントを購入し、そのポイントを使って、提携リゾートやホテルに宿泊します。シーズンや宿泊施設によって必要なポイント数は異なります。
2. リゾートの選択肢:
バケーションクラブに加入すると、グループが所有している世界中のリゾートやホテルに泊まることができます。マリオットバケーションクラブならマリオット系列のリゾート、ディズニーならディズニーテーマの施設、ヒルトンならヒルトン系列の施設を利用できます。
3. 柔軟性:
従来のタイムシェアは、指定された週に週単位で滞在する仕組みでしたが、現在はポイントを使って自分の都合に合わせて滞在日を決めることができるので、柔軟性が高いです。
4. 資産的な側面:
バケーションクラブの権利は、不動産の一部を所有しているようなものですが、厳密には所有権ではなく、利用権に近いです。権利の売買や譲渡もできる場合があります。
これにより、リゾートや高級ホテルに定期的に宿泊したい人にとって、柔軟で便利なバケーションプランを提供しますが、入会金や年間の管理費用がかかるため、コスト面も充分考慮する必要があります
カウアイビーチクラブ
【いさハピ】バケーションクラブ無料メールマガジン バケーションクラブについてもっと詳細を知りたい! そんな方のために「バケーションクラブ無料メールマガジン」を配信をしています。 「バケーションクラブ無料メールマガジン」では、ブログではお伝え出来ないバケーションクラブに関する情報を計9回にわたってメール配信するほか、バケーションポイントを利用した宿泊体験についてもスポットは配信する予定です。 ディズニー/マリオットの2つのバケーションクラブのメンバーになった経緯や、初期費用や年間維持管理費、メリット/デメリット等々を詳しくお伝えしていますので、興味のある方は無料メールマガジンの登録をお願いします。
各回の配信内容は、以下のステップメール配信一覧となります。
第1回 | ディズニーバケーションクラブ(DVC)のメンバーになった経緯とメリット/デメリット |
第2回 | マリオットバケーションクラブ(MVC)のメンバーになった経緯とメリット/デメリット |
第3回 | DVCをきっかけにマイルを貯めるようになり人生変わった |
第4回 | バケーションクラブのメンバーになるために必要なコスト年間維持費 |
第5回 | バケーションクラブって結局「得」なの? |
第6回 | マリオットバケーションクラブの権利形態について |
第7回 | どうすればメンバーになれるの?説明会にはどうやって参加すればいいの? |
第8回 | マリオットバケーションクラブの説明会ってどんな感じ?特典はあるの? |
第9回 | バケーションクラブのメンバーになったらマイルを貯めよう |
ハワイ旅行の情報をスポット配信
筆者が体験したマリオットバケーションクラブの説明会とマリオットバケーションクラブの詳しい説明を別の記事で紹介しています。